2023年3月21日の職員会議において、附属高校を設置してはどうかという意見があった。その理由は、「大学の学生数の減少が顕著であるから」だ。あくまで意見のみの段階であり、構想には至っていないが、ほぼ全ての職員がこれに賛同した。あとは理事会を動かすだけだが、これがまた面倒なのである。理事会副幹事長のKとやらの頭の硬さには毎度呆れるほどだ。
附属高校設置といっても、それほど大規模な工事が必要であるわけではない。皆さんご存知の通り、本学は非常に古い歴史があり、キャンパス内には使われていない建物が無数にある(推定:2,300棟)。それらを改修すれば良いのだ。増築と比べたら費用も抑えられよう。
職員会議での意見が賛同を得たことを受けて、3月23日の理事会の議題に附属高校設置案が上がった。しかし、やはりK副幹事長はなかなか承認しなかった。K副幹事長は、学校の運営における財政的な問題に敏感であり、設備投資に対しては慎重派だった。
理事会は、遂に附属高校設置案を承認することなく終わった。ここから私たちの生暖かい物語が始まるとは、私たちは思いもしなかっただろう。